2026-07-21
吸収されないフィラー、原因と解決策
ヒアルロン酸フィラーが吸収されずに残る原因と、その解決策について解説します。自己組織置換現象や多様な架橋技術、フィラーの種類に応じた治療法(ヒアルロン酸分解酵素注射、手術的除去)を紹介し、正確な診断と専門医への相談の重要性を強調します。


こんにちは。
清潭SNU美容外科院長のチョン・ウィチョルです。
ヒアルロン酸フィラーはほとんどの場合、
時間が経つと自然に吸収されます。
しかし、一部の患者さんにはフィラーが
数年経っても吸収されずに
残ってしまい、不快感を引き起こすことがあります。

このような現象に関する最近の研究とともに、
吸収されないフィラーの種類、原因、
そして適切な解決策について見ていきましょう。
⚠️ 本記事は医学的見解に代わるものではなく、
フィラーの副作用で苦しんでいる方は
専門の医療機関を受診してください。
# フィラーが吸収されない理由 単なる「フィラーの残り」を超えて
最近の研究によると、
架橋されたヒアルロン酸フィラーは
単に物理的に残っているだけでなく、
私たちの体の組織と複雑な相互作用をします。
📍 自己組織置換現象
日本の研究によると、
ヒアルロン酸フィラーが注入された空間が
一種の「型枠」の役割を果たし、
時間が経ってフィラーが徐々に分解されても
その場所に新生自己組織(自身の皮膚組織)が
定着することで、ボリュームが一部維持されることがあります。
これは、フィラー自体が溶けずに
残っているのではなく、フィラーが誘導した
自然な組織再生過程の
結果である可能性があります。

📍 多様な架橋技術
ヒアルロン酸フィラーは
製造元ごとに異なる架橋技術を使用しており、
これはフィラーの粘弾性、ゲル含有量、耐久性などに
直接的な影響を与えます。
一部の技術で作られたフィラーは
より長い持続性を目標に
開発されることもあります。
# 吸収されないフィラーの主な種類と事例
吸収問題を引き起こすフィラーは
単一の原因ではなく、
いくつかの種類に分けられます。
下記の表の内容をご参照ください。

👉🏻 問題となったフィラーの除去と解決策
問題のあるフィラーを放置すると
炎症が悪化したり、
骨吸収が進行する可能性があるため、
専門医の診察を受けることが重要です。
# ヒアルロン酸分解酵素注射 フィラーを溶かす
✅ 適用対象
ヒアルロン酸成分のフィラーによる
塊、透け、過剰注入、結節
✅ 効果
酵素ヒアルロニダーゼは
ヒアルロン酸を加水分解して分解します。
しかし、一度の施術で
完全に除去されない場合や
複数回の施術が必要な場合があります。
超音波ガイド下で注射を施術すると
正確な位置に投与され、
除去効率を高めることができます。

ヒアルロン酸フィラーの場合、
このような分解酵素があるため、
可逆性のある安全な材料です。
したがって、フィラー施術を検討されている方には
まずヒアルロン酸フィラーを活用してみることを
形成外科医としてお勧めします。
# 手術的除去
✅ 適用対象
ヒアルロニダーゼで溶けにくい
非ヒアルロン酸フィラー
(ラディエッセ、スカルプトラ、ジュベルック、エランセなど)
または正体不明の物質
(主に非医療従事者による施術)により
異物肉芽腫に発展した場合

✅ 手術方法
医療従事者は超音波で
異物の正確な位置と
状態を把握した後、最小限の切開で
正常組織の損傷を最小限に抑えながら除去します。
方法には非切開注射療法、
非切開カニューレ施術、絞り出す施術、
切開手術などがあり、状況に応じて選択されます。
# 重要なのは正確な診断と専門医への相談

フィラーが予想より長く残っているからといって
必ずしも「副作用」だけとは限らず、
体の自然な組織反応であることもあります。
しかし、痛み、炎症、触れるしこり、
外見上の不快感が伴う場合は、
専門的な治療が必要なサインです。
自己処置や放置は
状況を悪化させる可能性があります。
必ず形成外科専門医を訪ねて
正確な診断を受け、ご自身に合った
最も安全で効果的な除去方法を
相談してください。
この記事がお役に立てれば、
同じような悩みを持つ方々に共有してください。
ご不明な点はコメントで残してください😊
ありがとうございます。
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